2021/02/17

冬といえば鍋ですが、今の時期は避けましょう!

緒方 裕理

 

 冬は鍋が最高に美味しい季節です。一人鍋も自由に食べれて美味しいですが、やはり鍋は仲間と会話などを楽しみながら食べることで、より一層美味しさが増します。コロナ禍とはいえ、少しみんなで鍋を囲むくらい大丈夫だろう、とお考えの方も多いのではないでしょうか。

 

 実際、新年会などで多数で鍋を囲むといった事例がありました。では実際、鍋を囲むことはコロナ感染にどのように影響するのでしょうか。

 

■食べ物からの感染リスクは低い

 みんなで鍋を囲む場合、多くの方が真っ先に注意するのは直箸をしないこと、鍋の食材を通して感染しないように注意すること、などかと思います。しかし、実際のところ仮に直箸で食材をつついたとしても、そこから感染するリスクは低いのです。

 

 なぜなら、食べ物は胃に入るからです。新型コロナウイルスは鼻から肺にかけての気道の粘膜に付着して増える傾向があり、逆に食堂から胃への経路ではそれほど感染しません。つまり食べ物に注意してもあまり意味がないということです。

 

 このことを知っていないと、あまり気を付けても意味がない部分に注意してしまう、肝心の注意点を見落としてしまう、といったことになりかねません。

 

■鍋に限らず飛沫感染がもっとも怖い

 鍋をみんなで囲った場合、もっとも怖いのは飛沫感染です。上でご説明した通り、食べ物から感染するリスクは低いです。言い換えれば、鍋でなくても飛沫感染するリスクの高い食事は避けるべきということになります。

 

 たとえば、みんなでピザや寿司をデリバリー注文して食べる、といったことも鍋を囲む場合と同様に飛沫感染のリスクがあります。箸で食材に触れたりしない分デリバリー食材の方が安全なのではないか?と思われるかもしれませんが、専門家の見解では飛沫感染という観点では同程度のリスクがあるということです。

 

 食材ではなく飛沫感染がリスクになっているので、注意すべきポイントを誤らないようご注意ください。

 

■コロナ感染を防ぐ食事とは

 これまでの流れでわかる通り、食事においては食材ではなく飛沫感染を防ぐことが最重要です。そのため、結局のところ食事は一人でとるのがベストでしょう。どうしても複数人で食材からの感染ではなく飛沫感染を防ぐことが最重要なので、結局のところコロナ感染を防ぐという意味では一人で食事をするのがベストです。どうしても複数人で食事をしたい場合は、静かに食べて飛沫を飛ばさない、喚起をして飛沫を充満させない、距離を取る、といったことが重要です。

 

 とはいえなかなか上記の条件を満たしながら複数人で食事をすることは難しいので、おすすめの方法としては一人での食事に慣れることです。

 

参考情報

鍋料理で直箸、コロナ感染リスクは取り箸を使い回す場合でも注意点 福井新聞

 

みんなで鍋、コロナ感染のリスクは? 専門家「直箸より飛沫に注意を」 YAHOO!JAPANニュース

 

じか箸、意外に低リスク 鍋のコロナ対策は「静かに」「換気を」 河北新報